07:00 雨 14℃ <今朝の体重> ・起床直後 67.7kg。(対前日増減 +0.4kg

)
<今日のエクササイズ> ・腕立て伏せ 20回 ・腰割りスクワット 10回・アイロン体操 2分
・竹刀の素振り 100回 ・
かみかみ百歳体操 1回
現役時代には午前1時、2時まで飲んでタクシーで帰宅することが よくあった。
スタンド(広島ではスナックのことを指す)のドアを出たところまでは記憶にあるが、タクシーの運転手には自宅近辺での指示もちゃんとできたのだろう、翌朝目覚めるまでの記憶が完全に途切れていることも しばしばだった。

一体脳の中はどうなっているのだろう?
今朝の
日経に「日経Gooday」の紹介記事が長年の謎を解き明かしてくれている。

以下、アルコールによる脳の影響について、ヒトのからだと脳の働きを研究している自然科学研究機構生理学研究所の教授で、医学博士の柿木隆介先生の話を抜粋。
「脳には、脳にとって有害な物質をブロックする『血液脳関門』があります。
いわば脳のバリア機能を果たす器官で、分子量500以下のものや、脂溶性の物質に限って通過することができます。この2つの条件を満たすアルコール(エタノールの分子量は46.07)は、脳関門をやすやすと通過し、脳全体の機能を一時的に“麻痺”させるため、さまざまな行動を引き起こすのです」
「アルコールによる影響が出やすいのは前頭葉、小脳、海馬の3つ。前頭葉は人間の思考や理性の制御、小脳は運動機能の調節、海馬は記憶の保存をつかさどっています。しらふでは到底考えもつかない、酔っ払いならではの奇行は、これらの部位の機能低下によって引き起こされる」という。
ひどく酔っ払っても家に帰りつけるのはなぜだろう。
「長期記憶は“思い出記憶”“エピソード記憶”ともいわれ、脳に長く留まる記憶です。
帰宅するまでの道のりは、毎日同じ道を繰り返し通ることで、長期記憶として固定化されます。日々記憶の格納庫から記憶を取り出しているので、酔っていても容易に記憶を取り出すことができます。
ほとんど意識がない状態でも家に帰ることができるのはそのためです」
13年前に旧宅から500mの現在地に転居してから一、ニ度近所を探しまわったことがあるから、その時には長期記憶になっていなかったからだ。
