
<今朝の体重> ・65.3kg。(対前日増減 −0.2kg

<ウォーキング&ジョギング> 昨日の 歩数計 5,242歩 11月合計 71km ☆バーチャル「日本一周」 累積 5,425km/8,955km (日本一周の 60%) 青森県・大間へ到着、むつ市への途上。 |
俳句の作句力はイクオール推敲力ではないかと思うようになった。
ユニークな句の種を見つけ、季語を選び、五七五に割り当てる。
または、季語を決めて、それに呼応する体験を抜き出して、五七五に割り当てる。
最も苦手な古語の使い方も、ネット時代だから国語辞典や古語の検索で ほぼ間違いなく言い換えることができる。
句会や俳誌を経験すると五七五を崩した“句またがり”も覚える。
この一年の自分は、この段階で停まったままだ。

これを抜け出せないのは推敲する力が不足していること。
推敲の原動力は、よく言われるように古今の秀句の読み込み量と質だろう。
ベテランの俳人は何千、何万もの秀句にあたっておられるから、句の種の料理の仕方にショートカットできる。それに比べて、自分は・・・。

村上春樹さんは言う。
「推敲は僕の最大の趣味です。やっていて、こんな楽しいことはありません。推敲ができるから、小説を書いているようなものです。
最初はだいたい流れのままにさっと書いてしまって、あとからしっかりと手を入れていきます。最初からみっちり書いていこうとすると、流れに乗ることがむずかしくなるので。
推敲にとってもっとも大事なのは、親切心です。読者に対する親切心(サービス心ではなく親切心です)。それを失ったら、小説を書く意味なんてないんじゃないかと僕は思っているのですが」。
「推敲は最大の趣味」、これを頭に置いて、これからの一年は秀句の多読に入っていこう。