2021年12月11日

湯ざめ

晴れ 快晴 6℃ (最高気温予想 16℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.7kg (対前日増減 +0.4kg 右斜め上

 
 ある句会の選句稿の中の、「沖荒れて隠岐に仮寝や虎落笛」を採ろうとして、以前に”佐渡ヶ島と虎落笛” の迫力ある句が思い出された。念の為に”佐渡 虎落笛 俳句” で検索した結果が「虎落笛沖荒れやまぬ佐渡泊り  松尾緑富」だった。

 両句を比較するまでもなく、場所と事柄を入れ替えただけなので、”本歌取り” としては扱えないと思い採らなかった。結果、選句したのは一人だけだったから、分かっていたのだろう。
 
 「本歌取り」とは、典拠のしっかりした古歌 (本歌) の一部を取って新たな歌を詠み,本歌を連想させて歌にふくらみをもたせる技法。(コトバンク 本歌取りから)
 


湯ざめ:冬の季語。
 湯上がりなどに油断して寒気に襲われること。
     

勝ち試合のニュースを巡る湯ざめかな  甘

 

木瓜の花
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タグ:本歌取り
posted by 甘ん at 12:21 | Comment(2) | 俳句

2021年12月10日

ちやんちやんこ

曇り 曇 7℃ (最高気温予想 16℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.3kg (対前日増減 ー0.1kg 右斜め下

 
 2022年10月から、厚労省は75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる方向での調整に入ったという。当面は団塊の世代が22年から75歳以上になり始めて医療費が急増するための対策、将来的には現役世代の負担軽減のためというから、表立っての反対はできない。
 
 身体にガタが来始めてからは医者の通院性が増えるのみだから、窓口負担の1割の恩恵にどっぷり浸らせてもらっている。1割から2割への一足飛びの引き上げは厳しく、1割3分とか1割5分とかの何らかの段階的な移行が望まれる。こんなことは今世紀初めから分かっていたのだから、十年前から コンマ1ずつ上げておけばショックも少なくてすんだのに。


ちやんちやんこ:冬の季語。傍題;袖無、袖無羽織、猿子
 親は「おさる」と呼んでいた。「猿まわし」の猿の姿からだろう。
 火曜と金曜が可燃ごみの日だが、カヨウ、カネンにリズムが出ているようなので。
     

火曜日は可燃ごみの日ちやんちやんこ  甘

 
 
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タグ:おさる
posted by 甘ん at 10:34 | Comment(2) | 俳句

2021年12月06日

息白し

曇り 曇 4℃ (最高気温予想 14℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.6kg (対前日増減 −0.6kg 右斜め下

 
 毎朝、「今日の一句は何にしようか」と、『新編 月別季寄せ』(皆川盤水編)を開く。今朝は「息白し」が目についたので、自分の活動範囲で句になりそうな町中やウォーキングシーンを探ってみたが、人も我もは全員マスク佩用だ。マスク越しでは白息にならないではないか。

 そうかと言って、ラグビー、野球、陸上等のスポーツ競技ではノーマスクであっても、その中に自分は存在できないから、句ができたとしても現実味に欠ける。

 
息白し:冬の季語。傍題;白息
 寒さで吐く息が白く見えること。
    
過去には句会に ↓こんな出句をしているけど、ここ2年では “ありえへん” シーンだ もうやだ〜(悲しい顔)
    
  声そろふ募金の求め息白し  甘

↓こんなに元気になってくれれば良いのだが。

「忘れ物よ」妻の白息追つてくる  甘

 
    
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タグ:季寄せ
posted by 甘ん at 09:31 | Comment(0) | 俳句

2021年12月03日

冬木立

曇り 曇 4℃ (最高気温予想 13℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.7kg (対前日増減 ー0.2kg 右斜め下

 
 今日でワイフの7回目の放射線治療を受ければ、この土日の通院だけは開放される るんるん
 
食欲が落ち気味のワイフにと、松江市の老舗料亭旅館・皆美館の「いろどり飯6食セット」)(島根和牛しぐれ煮飯、海鮮飯、山陰あなご飯)を送ってきた。松江市は中学時代を過ごした第三の故郷。もう一度は行っておきたい街だから、味だけでも楽しもう バー
 
 
冬木立:冬の季語。
 立ち並ぶ冬の木々
         
去つてゆく高所作業車冬木立  甘

 
  
色鉛筆画のために置いていた枯れ葉が干からびてしまった ふらふら
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posted by 甘ん at 09:34 | Comment(4) | 俳句

2021年11月29日

冬の虹

曇り 曇 3℃ (最高気温予想 15℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.6kg (対前日増減 ー0.4kg 右斜め下

 
 今日はワイフの市民病院での放射線治療が終われば、急ぎ、自分の左指骨治療のシムラ病院へ向かうダブル通院だ。
  
 
冬の虹:冬の季語。傍題;冬虹
 冬雲の切れ間に現れる虹。
    
気づかねどきつと頭上に冬の虹  甘

 
  内も外も雲が掛かったまま。「眼には見えないが真上には希望の虹が出ているかも」。なんて、読めそうな後付の句ができあがり わーい(嬉しい顔)
 
 
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posted by 甘ん at 09:48 | Comment(0) | 俳句