今朝の起床直後 63.4kg。(前日比 +0.4kg

<昨日のエクササイズ>
スロトレ3種(スクワット、腹筋、腕立て)12回×0セット
<昨夕のジョギング 0分( 0km )>
<今朝のウォーキング 0分>


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免疫上、鼻呼吸が良いことは分かっているが、ランニングにとって、何故 鼻呼吸が良いのだろうか?
鼻の穴よりも、咽喉のほうが大きく、口呼吸のほうが多くの酸素を吸収できるはずだが、
バテバテのランナーに対して、解説者が「口が開いてきましたね」と言う。
そこで、専門家のサイトを覗いてみた。
西原克成(医学博士、日本免疫病治療研究会会長)
西原ワールドでは。
鼻呼吸と口呼吸は同じ呼吸でも酸素の摂取量が全く違います。鼻呼吸の場合は鼻腔、副鼻腔の粘膜の襞から酸素が摂取され、肺からの吸収も良くなります。
鼻づまりなどで口呼吸の場合は、肺からの酸素の吸収も悪くなり、血液は酸素不足となります。血中の酸素濃度は98−99%が理想とされ、93%で酸素不足顔となり、87%は肺の悪い人、85%ともなれば頭はボートしてきます。
耳鼻咽喉科医師のサイト「キッズのーず」運動能力に対する影響
「鼻の機能」の項で記述しましたが、鼻は、空気流量を絞る抵抗器として機能し、ゆっくりとした深い吸気によってより多くの肺胞の拡張を促し、また呼気の際には肺胞の中に空気が停留している時間を延長させ、酸素が取り込まれやすい状況を作り出しています。
実際に、運動時における鼻呼吸の場合と口鼻呼吸(口と鼻を併用した呼吸)の場合との酸素摂取量を比較した調査があり、鼻呼吸の方が優れていることが実証されています[文献19]。
また米国のプロのアスリートであるPerry Fieldsは、徹底した鼻呼吸の追求が、自身の記録の向上に有用であっとことを、ウェブサイト"アスリートのための呼吸法"の中で指摘しています[文献20]
[文献19] Thomas SA, Phillips V, Mock C, et al. The effects of nasal breathing on exercise tolerance. In: Chartetered Society of Physiotherapy Annual Congress 2009, Liverpool conference center, 2009 (unpublished).
[文献20] Fields P. Breathing for Athletes. http://www.authentic-breathing.com/breathingforathletes.htm, 2004.
ランナーでもある歯科医のサイト「ようこそ!歯科医の おかべです」では、アメリカ機能矯正学会(AAFO)のDr.Pageの著書Your Jaws Your Lifeを紹介。
1990年代、酸化窒素ガスが鼻腔で見つかりました。この酸化窒素は人間の健康に大切な成分の一つで、鼻腔で産生され、そして空気と共に吸入され、肺において酸素の吸収能力を高めてくれるのです。
また酸化窒素は血管壁でも産生され、強力な血管拡張剤であり、脳への伝達物質なのです。そして体の隅々まで酸素が行きわたるように運搬を高めます。それは全身の全ての臓器にとって重要なことなのです。
鼻で産生される酸化窒素を吸入することは自然の化学療法なのです。鼻からの酸化窒素は全身に影響を与えます。
よしっ! 今日まで口主体の呼吸をしてきたが、鼻呼吸を徹底して走ってみよう。

ポワゼーユの法則
工学用語で、「管の中を流れる気体や液体の流量は、管の径の4乗に比例して増える」と云う法則だそうだ。
西原先生によると、鼻の場合も、鼻孔を拡大することで酸素の摂取量が増えるそうなので、鼻孔の筋トレをしてみようか。
