2010年02月10日

日経新聞 「長距離ランニングは退屈?」

<今日の体重>
  今朝の起床直後 66.9kg。( 前日比 −0.3kgバッド(下向き矢印) )
 
 なんとも言えぬ。
  
<エクササイズ>
  今朝のウォーキング 30分、昨夕のウォーキング 30分、ジョギング 0分。( 0km)
 
 
 どんよりとした空模様。雨上がりの生暖かい なぎさ公園をウォーキングトイレ
 
 昨夕はジョギングの代わりに公園を30分のウォーキング。井口高校や なぎさ高校の生徒達が走っているのを見ると、走り虫が蠢く。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 
 今朝の日本経済新聞朝刊、編集委員の吉田誠一氏のコラム、
 
「ランニング特集―長距離ランニングは退屈?(ランナーのホンネ)」。

 さすがに見事な語り口でランナーの気持ちを捉えておられる。

☆☆☆☆☆


「ランニングが趣味です」と話すと、ほとんどいつも同じ問いをぶつけられる。
 「走っている間、一体、何を考えているのですか」
 
 その言葉には「かなり退屈でしょうね。私にはとても耐えられない」という意味が込められている。ランニングは身体的につらいという以前に、退屈で耐えられないということだろう。「あなたはよくそんな単調なことを長い時間、続けられますね。よほど鈍感なんでしょうね」と言われているような感じもする。
 
 外から見るとランニングは単調なスポーツに映る。「ただ走っているだけ」のスポーツととらえられている。実際、ボールを追いかけるわけでもなく、投げたり打ったりというプレーのバリエーションはまったくない。しかし、だから退屈ということはない。2時間も3時間も何を考えているんだと不思議がられるが、頭の中はけっこう忙しい。考えなくてはならないことがヤマほどある。
 
 レース中、何よりタイムの計算をし続ける。たとえばフルマラソンを1キロ、4分40秒のペースで3時間17分を狙うとする。5キロを23分20秒のペース設定だ。ところがレース中盤、5キロのラップタイムが25分25秒まで落ちてしまう。ということは1キロ当たり5分5秒。暗い気持ちでフィニッシュタイムを計算する。仕方なく目標タイムを下方修正し、では残りをどのくらいのペースで走らなくてはならないのかをはじきだす。ランナーはまるでそろばん教室にいるような具合で走り続ける。
 
 もちろん、ただ計算をしているだけではない。体の状態やフォームに気を配り続ける。脚のどこに張りが出たかを探り、その原因を考え「この痛みなら走っているうちに消える」「腰が落ちているせいだろう」と答えを出す。強気を維持するためのメンタルコントロールも必死で行う。
 さらに気象条件の変化、水分摂取の必要性を探る。遠方のレースの場合、掛かった旅費を計算し、「このカネ、ムダにするんですか」と自問し、鼓舞したりもする。というわけで考えなくてはならないことがたくさんある。
 
 トレーニング中も同様で、ランニングは決して退屈ではない。
 しかし、私の場合、こんな機械のような作業を最後まで続けられることはめったにない。1月末の勝田全国マラソン(茨城、3時間22分48秒)を振り返るまでもなく、終盤を迎えると体の疲労とともに頭がどんよりとし、計算が面倒になる。失速し目標が遠くなると、なおさらそうだ。「もういい、休ませてくれ。オレはそもそも算数は嫌いなんだ」と開き直ったりする。
 
 年のせいで遠視が進んでいるから、ラップタイムとスプリットタイムを表示する時計の数字が見にくくて仕方がない。というわけで面倒な計算はおしまい。思考の内容は「あと何分でゴールしてみせる」から「あと何分、走らなければならないのか」に変わる。
 こうやって考えてみると、マラソンとは、いつまで緻密(ちみつ)に頭を働かせ続けることができるかを競うスポーツであるということがわかる。

☆☆☆☆☆


吉田氏は、『ヨム マラソン − 42.195kmの脳内活劇』の著者でもある。
 
 そう、ランナーはボケることはない。

 ふくら脛が治ったら、走るぞ。
 
 
にほんブログ村 ジョギング・マラソンへ ありがとうございます、珍しく10番前後にいます(^o^)!
posted by 甘ん at 09:11 | Comment(6) | TrackBack(0) | ジョギング
この記事へのコメント
 こんにちは。
非常に興味深い記事でした。
私は多分、フルマラソンを走ることは永遠にないと思います。
だからこそ、知る事ができないランナーの頭の中=非常によくわかりました。

 テレビ中継は時々見ます。
やはりライブで、最初から最後までしっかり見るのが一番おもしろい。
それは、走りの中に、様々なドラマが感じられるからだと思います。

 ありがとうございました。
Posted by elinor-marianne at 2010年02月10日 14:34
私も実は、ジョギングする前は
ランナーって、退屈そうだな・・・と
思っていたのです(笑)

ところが、自分がやってみると、常に
何かを考えているのですね〜。
びっくりでした。

脳の働きが良くなると、テレビで言って
ましたが、こういうことだったのですね。

おもしろいコラムでした(^_^)
Posted by nana at 2010年02月10日 14:51
elinor-marianneさん、

 10kmランナーの私から見ると、フルマラソンを4時間以内で走る人達は鉄人です。(^^
 鉄人たちは距離に応じて、いろんなことをかんがえているのですね。

 今の自分は、「足痛くなるな、足痛くなるな」だけしか頭に浮かんできません。(^^;
Posted by 甘ん at 2010年02月10日 18:22
nana さん、

 まだ一度に10kmしか走ったことはないのですが、たしかに いろんなことが浮かんできますね。

 ・果たして完走できるだろうか
 ・ペースは速くないだろうか
 ・今、何キロだろうか、標識がないな
 ・あの人を目標にしてみよう

等々、僅かの1kmまでの距離でも次々と脳内を駆け巡るのですから。

 今週は足をマッサージしながら、我慢の週です。(^^)
Posted by 甘ん at 2010年02月10日 18:30
ランナーの頭の中がいかに忙しいか、よくわかりました。とても興味深かったです。
激しい運動のさなかそれだけのことを考えられるとは驚愕です。
マラソンをまた別の角度から見られると、これからが楽しみです。
Posted by とんとん at 2010年02月10日 21:09
とんとん さん、

 私達夫婦も ジョギングを始める1年半前には、毎日近所を走る男性を見ながら、
「走るだけで、何が楽しいのかね。物好きな人だ」なんて、話していましたから。(^○^)

 マラソンの実況中継がおもしろくなりますね。
Posted by 甘ん at 2010年02月10日 22:59
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