
《今朝の体重 65.8kg (対前日 ±0.0kg )
近所の庭に ”釣鐘水仙” のような、遠くから見ると”立葵” のような花を見つけ、アプリで ”ジギタリス” であることを知った。”季寄せ” にも掲載されているけど、角川の”俳句歳時記” には載っていない。平凡社の ”俳句歳時記” では季語の説明だけで例句がなかった。
ネット上でも、著名俳人の例句は20句程度しか見当たらない。それなら、この薬の名のようなジギタリスを句にしてみようと、先ずはWikipediaから由来を探る。語源は「指サック」で、英訳され「foxgloveの直訳、きつねのてぶくろ」。毒性を持ち、以前は強心剤だったという。
西洋のある地方では、 いけにえの儀式が行われる夏に咲くので、「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などと呼ばれていたとある。メーテルリンクは「憂鬱なロケットのように空に突き出ている」と形容したとか。
また別のリンクでは、子狐が手袋を買う童話 新美南吉の『手袋を買いに』を知ることもできた。この話、1942年に童話集が刊行されているから、戦況の悪化ー終戦の中で親に読んでもらうチャンスがなかったのだろう。
小学校の教科書にも載ったという。青空文庫『手袋を買いに』へ。
ジギタリス:夏の季語。 傍題;きつねのてぶくろ
西欧州原産で、赤紫色の鐘状花が下から咲き上がる。
復刻の童話に会ひぬジギタリス 甘
※ こっそり手直し ^^;
タグ:季語
読んだことがありましたがほとんど忘れていました。
かわいいお話です。凸
花にはいろんな謂われがあるのですね。色がなんとなく毒々しい感じです。(^^;)
お子さんに読んであげられたのでしょうね。
長女が3歳までは膝に座らせて絵本を読ませた以外は、
子育てを放棄したに等しかったので、今まで読んだことがありませんでした。
心がほっこりする童話ですね。
花の季語にその時期に合った5・7を対応させるのは、いつまでたっても苦手中の苦手です。
あまりに変なので こっそり手直しました ^^;