2021年12月11日

湯ざめ

晴れ 快晴 6℃ (最高気温予想 16℃ )
 《今朝の体重(朝食前)》63.7kg (対前日増減 +0.4kg 右斜め上

 
 ある句会の選句稿の中の、「沖荒れて隠岐に仮寝や虎落笛」を採ろうとして、以前に”佐渡ヶ島と虎落笛” の迫力ある句が思い出された。念の為に”佐渡 虎落笛 俳句” で検索した結果が「虎落笛沖荒れやまぬ佐渡泊り  松尾緑富」だった。

 両句を比較するまでもなく、場所と事柄を入れ替えただけなので、”本歌取り” としては扱えないと思い採らなかった。結果、選句したのは一人だけだったから、分かっていたのだろう。
 
 「本歌取り」とは、典拠のしっかりした古歌 (本歌) の一部を取って新たな歌を詠み,本歌を連想させて歌にふくらみをもたせる技法。(コトバンク 本歌取りから)
 


湯ざめ:冬の季語。
 湯上がりなどに油断して寒気に襲われること。
     

勝ち試合のニュースを巡る湯ざめかな  甘

 

木瓜の花
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タグ:本歌取り
posted by 甘ん at 12:21 | Comment(2) | 俳句
この記事へのコメント
本歌取りという言葉があるのですね。
湯冷めの「季語」好きです。凸
Posted by ryo at 2021年12月12日 07:57
俳句の場合は著名な俳人の句の一句を借りて
自分の感動を表現することになるのでしょう。
今のところTVとの取り合わせしか浮かびません
^^;
Posted by 甘ん at 2021年12月12日 16:27
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