2016年02月25日

亀鳴くや、亀鳴きにけり

晴れ曇り 06:30 晴⇔曇 1℃
<今朝の体重> ・64.3kg。(対前日増減 −0.5kg 右斜め下

<ウォーキング&ジョギング>
 ・昨日の 歩数計 4,474歩 2月合計 104km
 ☆バーチャル「日本一周」
  累積 3,085km/8,955km(日本一周の 34%)
  秋田県にかほ市を過ぎ、本庄市への途上。


昨日から俳誌『夕凪』への投句・兼題「亀鳴く」に頭を悩ませている。

春には亀の雄が雌を慕って鳴くというけど、実際には亀には発声器官がなく鳴けないから空想的、情緒的な季題なのだ。

 藤原為家の夫木和歌抄にある題詠歌「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀のなくなる」という歌が典拠とされている

漠として焦点が定まり難いので、著名な俳人の句から発想のヒントを得ようとしたが、

 
 谷深きいづこに亀の鳴く静寂 稲畑汀子
 締切は斯くも動いて龜鳴けり 中原道夫
 註釈の多き一書や亀鳴きぬ 小澤克己
 亀鳴くを欠伸を噛みし時聞けり 能村登四郎
 亀鳴くや歯科医に大き口開けて 水原春郎
 裏がへる亀思ふべし鳴けるなり 石川桂郎
 亀鳴くや独りとなれしば意地も抜け 鈴木真砂女
 亀鳴くや人体にある尾の名残 辻 美奈子


どうも 春らしくあやふやな状態であれば何んでもありのようで、かえって難しくなってきた。わーい(嬉しい顔)

ふいっと浮かんだのが次に一句。

 亀鳴くや鯨迷ふて来たるらし
 
季寄せを見ると鯨は冬の季語で、「では イルカは?」と見ると、やはり冬の季語で、使えない。眠い(睡眠)

午後のウォーキングでの閃きに期待しよう。



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posted by 甘ん at 09:52 | Comment(0) | 俳句
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